PiTaPaチャージの残金の行く末と東京

昨年の秋、JRもPiTaPaのポストペイで乗車できるようになりました。
それ以前はJRに乗るときにはチャージ分で乗車です。
私がICOCAではなくPiTaPaを選んだのは手動でチャージするのが面倒だからです。
なので、JRを乗るときのためにオートチャージを利用です。
昨年の「JRもポストペイで乗れるようになったよ!」からはJRの改札を通過してもチャージ分は消化されずポストペイ扱いです。
おかげでオートチャージされたばかりの残金はずっと保持されたままです。

JRがポストペイ扱いになったとき、大阪メトロ堺筋本町の駅長室で、オートチャージ設定をオフにしてもらいました。
そのときに残ったチャージ分の行く末を尋ねました。

券売機で切符を買うときに使うことができます。
残金はカード更新のときに返金されますが、それ以外での返金はできません。

が、回答です。

カード更新が1年以上も先の私は毎日の通勤で改札口を通過するときに、残高2490円と表示されるのを眺めることになります。
先日、ちょっと試しに大阪メトロ御堂筋線の難波駅、券売機でチャージ分を消化しようと思いました。
切符購入を試みます。
久しぶりの券売機です。
券売機の使い方をすっかり忘れているではありませんか。
そんな状況なので、PiTaPaで切符を購入する方法がわかりません。
ICカードにチャージするボタンはあるのですが、ICカードで買うを誘導するボタンが見当たりません。
機械の種類によって違うのかもしれないと別の機械に移ってみます。
しかし、ICカードで切符を買うボタンがありません。
ここは御堂筋線の難波駅の券売機です。
関空から大阪入りした観光客でごった返しています。
こんなところで券売機を占領していてはKY過ぎます。
「PiTaPaカードで大阪メトロの切符を買う」ミッションを諦めることにします。

その後、ネットで調べてみます。
PiTaPaで切符を買う方法を検索しました。
あるブログで驚く事実を知ります。
そこに記されているのは「大阪メトロの券売機ではPiTaPaで切符は買えない」です。
そのブログによると近鉄の券売機ではPiTaPaで切符を購入できるが大阪メトロの券売機ではできないと書かれています。

なんということでしょう。
私は次のカード更新のときまで、2490円を保持しなければならないのでしょうか。
すでに券売機で切符を購入してチャージ残金を消費する意欲は失われています。

そんなある日、私は東京に行くことになりました。
新幹線で品川まで行き、JR山手線で新宿に向かいます。
新宿からは京王線に乗ります。
私のスマホにはモバイルSuicaも搭載され1350円ぽっちりのチャージが君臨しています。
そうです。
京王線に乗るとき、モバイルSuicaを使うかPiTaPaを使うかの選択です。
ここはやはりPiTaPaでしょう。
事前に調べた情報だと、PiTaPaのチャージ分で東京の電車は乗れるということでした。
大阪ならJRも私鉄も網羅している私ですが東京は全くわかりません。
どれが私鉄なのか、どの路線がPiTaPaで乗れるのか。
とにかく、改札口を通ってNGチャイムがならなければOKです。
ということで京王線の改札口にPiTaPaタッチをしました。
問題なく通過することができました。
やれやれです。
めでたく、チャージ残高も2490円から減少しました。
これから度々、東京に行く機会が増えることになりそうです。
PiTaPaチャージの残金消費は東京の交通機関で行うことにします。