モバイルSuicaの反応が良すぎで誤作動、そしてエラー

iPhoneを買い替え、WalletでモバイルSuicaが使えるようになって使ってみました。
2年前のことです。
普段はPiTaPa愛好家です。
当時はJR利用のときはPiTaPaにチャージをしなければいけませんでした。
私はオートチャージ機能を使っていましたが、一度、JRでモバイルSuicaを使ってみることにします。
長浜に行くときに使いました。
まずは往復分の電車賃をまかなえる額をクレジットチャージします。
チャージ機を使わずにチャージできる点がおススメです。
さて、JR大阪駅に着きました。
iPhoneで改札口を通過しましょう。
iPhoneのロック解除をすることなく改札口のリーダーにタッチするだけで簡単に通過できました。

私は基本、PiTaPa愛好家です。
大阪メトロ(当時は市営地下鉄)でPiTaPaを利用すればいくばくか割引があります。
クレジットカード精算時に利用割引分を差し引いてくれます。
なので、モバイルSuicaはJR利用限定、もしくは万が一東京に行くことがあればそのときに使おうと思います。
たまに、コンビニでモバイルSuicaを使ったりする程度で、残高350円のまま2年経過しました。

休日に出かけるとき、うっかりしていてPiTaPaを忘れてしまいました。
仕事鞄に入れたままです。
電車に乗るときに気づきます。
そこで、私のモバイルSuicaを使うことにします。
PiTaPaを愛好して10年の私は駅で切符を買うのが面倒くさくなっています。
久しぶりのモバイルSuica利用します。
改札口のリーダーにタッチします。
やはりエラーです。
エラー表示は出改札記録がないとのことです。

普段、改札口を通過するとき、元々左利きの私は左手でPiTaPaカードの入ったカードケースをカードリーダーにタッチします。
何度か右手にスマホを持って、PiTaPaで入場したとき、右手のスマホがブルッと反応したのを思い出します。

モバイルSuicaアプリを起動し履歴を確認します。
いくつか見覚えのない記録『カード照会 支払いなし』の記載があり、その中にひとつ、『移動中』があります。
2年前の7月の記録です。
原因はこれのようです。
それからずっと移動中の状態で改札口を出た記録がなく、そして今回、入場ができないようです。
これは駅員さんにお願いして解決してもらうしかないようです。

モバイルSuicaで移動していないエビデンスとして、PiTaPaの利用履歴があればと思い、PiTaPa倶楽部のサイトで利用履歴を確認します。
しかし、時すでに遅しです。
2年前の履歴はWebサイトで簡単に見れません。
大元には残っているかもしれませんが、利用者が閲覧できるのは遡って半年ほどの履歴のようです。

仕方ないので駅員さんに事情を説明します。
普段はPiTaPaを使っていて、手に持ったスマホが反応したようで入場したままになっている。
そう説明します。
スマホを改札口のリーダーにタッチするように指示されます。
九条で入場したままになっていると言われます。
それも2年前の夏です。
もう一度、スマホを改札口のリーダーにタッチするように言われます。
「これで出改札記録をつけました。これで使えますよ」と、笑顔を返してくれました。
優しい駅員さんです。

これで、モバイルSuicaはすっきりしました。
当面はモバイルSuicaを使う予定がありません。
残念です。

今後は右手にiPhoneを持って改札を通らないようにしたいと思います。
モバイルSuicaの反応、良すぎです。

JRもPiTaPaにチャージせずにポストペイサービス(後払い)で改札口を通過できるようになりました。
昨年(2018年)の秋だったと思います。
そのおかげで、私のPiTaPaには2490円のチャージ分が残ったままです。
これはこれで懸案事項です。