今さらながら『crocodile rock」がエルトン・ジョンやったと思い出した『ロケットマン』

『crocodile rock』は子どもの頃に聴いた記憶があります。
リリース時期を見てもリアルタイムで聴いています。
映画『ロケットマン』の『crocodile rock』のライブシーン。
エルトン・ジョンが宙に浮き、オーディエンスも宙に浮いたあの場面からのノリノリ状態、子どものときに耳にしてた『crocodile rock』を思い出し、鳥肌もんになります。
これ、エルトン・ジョンやったんや!と。
再認識しました。

エルトン・ジョンといえば『Your Song』のメロディが頭に流れてきます。
映画でこの曲が生まれるシーン。
歌詞を見ただけでこんなに胸にくるメロディが出てくるエルトン・ジョンに感動します。
インスピレーションでメロディが天から降りてくるのでしょうか。
また、この『ロケットマン』ではエルトン・ジョンを演じるタロン・エガートンがエルトン・ジョンの歌を歌って踊っています。
そのタロンくんの甘い歌声が『Your Song』をより切なくさせます。
何よりタロンくんが笑ったときの前歯のすきっ歯具合が切なくて可愛いのです。
エルトン・ジョンはすきっ歯だったのでしょうか。
彼の歌と演技の上手さが際立つ『ロケットマン』です。

監督はQueenの『ボヘミアン・ラプソディ』と同じデクスター・フレッチャー です。
『ボヘミアン・ラプソディ』はラストのライブエイドの再現にQueenの曲の素晴らしさを認識させられました。
洋楽好きな若人ならQueenファンでなくてもQueenファンになるであろう、ライブ感です。
映画の影響なのでしょうか。
来年にはQueen +Adam Lambertと のライブが開催されます。
『ボヘミアン・ラプソディ』を3回観に行った私は当然、チケット入手しています。

話は『ロケットマン』に戻します。
こちらはミュージカル仕立てになっています。
ミュージカルが苦手な人にはウケが悪いかも、と思います。
Queenのフレディ・マーキュリーと同じようにエルトン・ジョンも有名になってセレブな生活に酔いながら、心の中は満たされない状況にもがきます。
フレディ・マーキュリーは切ない思いを抱えながらそれを外に出し、エルトン・ジョンは内に内にと進んでいるように感じます。

オアシスの『スーパーソニック』はバンドのドキュメンタリー映像の映画でしたが。
『ボヘミアン・ラプソディ』も『ロケットマン』も映画です。
また、『ボヘミアン・ラプソディ』よりよりしっかりとした映画の作りになっているように感じた『ロケットマン』でした。