仕事が終わってからのグランキューブ大阪。
今までの北浜から京阪中之島線に乗るルートではなく、大阪メトロ阿波座から歩くルートで行ってみました。
その方が時間的に近いからです。
土佐堀橋を渡ったらひときわ明るい建物が見えます。
グランキューブ大阪です。
ホール入り口までエスカレーターを何度も折り返します。
数えていないのでわかりませんが、5階とか6階でしょうか。
開場時間はとうに過ぎていて、開演10分前の時間です。
私の席は2階席の最前列です。
前に遮るものはありません。
開演前、会場に流れている音楽を聴きながら、シンディが出てくるのを待ちます。
すると、なんと、聴き覚えのある曲が流れてきました。
U2の『Vertigo』です。
この曲の選曲は、そのあとのシンディのライブで納得できました。
19時開演が少し遅れてシンディの登場です。
私はコアなシンディ・ローパーのファンではありません。
80年代に聴いた『Girls Just Want
To Have Fun』を生で体感したくて、チケットを入手しました。
せっかくのライブなので存分に楽しむために予習は欠かしません。
東京で行われたライブのセットリストがApple Musicのプレイリストとして公開されています。
それをiPodにダウンロードして予習に励みました。
シンディはとにかく可愛らしい女性です。
御年66歳とは思えないぐらい、元気で可愛くチャーミングです。
MCの通訳として、ヒロT氏が招かれていました。
シンディが歌っているときは舞台袖で待機されているヒロさんですが、MCのときに「ヒロさん」と呼ぶシンディの声がまぁ、可愛らしいこと。
可愛らしさ満載のシンディですが、メッセージを込めた曲は力強く熱唱します。
私が楽しみにしていた『Girls Just Want To Have Fun』のMCがとても心に響きました。
1983年から女性が楽しむことを応援している、と言ったことをシンディは伝えてくれます。
ライブが終わり、私はまた来た道を戻ります。
土佐堀橋を渡ってあみだ池筋を南下し、阿波座駅を目指します。
その道中は、今、終わったばかりのシンディ・ローパーがiPodから流れてきます。
ひとりでライブに行くと、終わったあとじっくりと反芻できます。
これがひとりライブの醍醐味なのです。