今回の東京行き、正直言って東京のココに行きたいというのが全く浮かびませんでした。
遠い昔、パンダのカンカンとランランを見に上野動物園に行き、そのあと東京タワーといういかにも昭和の東京観光をしたことがあります。
特にココと言うのが思い浮かばないので、スカイバスを利用することにします。
2階建バスの2階のみ座席。
屋根がないバスです。
雨のときはレインコートを貸し出しますという注意書きがありました。
予約していた席は東京タワー側を用意されていました。
13時半に出発します。
東京駅正面、行幸通りから日比谷通り、皇居外苑を右手に見ながら南下します。
帝国ホテルの前を通り、右奥に虎ノ門ヒルズ森タワーを見たら、次は東京タワーです。
東京タワーの足元をグルッとまわり、そのあと高速道路に乗ります。
高速道路に乗るとすぐに海岸沿いです。
タイミングよく「ゆりかもめ」とすれ違います。
オープンな2階席はより風を受けます。
髪の毛が痛いほどの強風です。
そして、前方にレインボーブリッジが見えてきました。
レインボーブリッジを渡ると右手にお台場が見えます。
そのあとは豊洲市場を眺め高速を降ります。
勝鬨橋を渡り、左手に築地場外市場、右に歌舞伎座、そして銀座を抜けていきます。
ペニンシュラホテルの最高級お部屋が一泊200万円というガイドさんの話に驚きました。
ポールマッカトニーはいつも、ここに泊まるとか。
日比谷通りから鍛冶橋通りを東に入り、東京国際フォーラム西から元来た場所に戻ります。
これでおおかた1時間のバスツアーが終わります。
あっという間ですが東京タワーを間近にグルリと眺められ、レインボーブリッジからはバスガイドさんの説明がずっと続き、かなり楽しめました。
東京について一発めの観光にこのスカイバスを乗ったのは良かったです。
晴海通りを走りながら築地場外市場を左に眺めたときに、バスガイドさんがいちご大福の美味しい「そらつき」を教えてくれましたから。
大阪の街中でもスカイバスやダックツアーが走っているのをよく見かけます。
御堂筋を南下し本町通りを東に走っているのはスカイバスでしょうか。
大阪の電車はシンプルなので地下鉄と環状線を駆使したら自力でまわれそうです。
東京に比べたら、規模も小さいので歩いてまわるのがおもしろいかもしれません。
本町通りでよく見るスカイバスでは、
「今、走っている御堂筋は大阪の大動脈で12月になると左右に並ぶイチョウ並木がイルミネーションで飾られ、大阪の街を彩ります。
ここからバスは本町通りを東に向かいます。
この辺り一帯はビジネス街となっております」とか言うてはるのかもしれません。
東京のスカイバスは他にもいろんなコースがありました。
基本、途中下車しない設定で車上から眺めるものですが、これにヒントを得てそのあとの旅程を考えるのもよいかもしれません。
レインボーブリッジ通過時の風の音が半端ない動画をどうぞ!